おねだりオネーチャン
YouTubeでベトナムハノイの動画を見て11年前にベトナムホーチミン旅行に行った時を思い出した。
ホテルに到着し街中を散策して先ず驚いたのがバイクの多さである。
信号が少ない上、車以上にバイクが走り道路を横断するためには勇気と覚悟が必要だと感じた。
信号がある交差点で停止しているバイクが、青になると一斉に走って来る。
道路の横断に慣れるまで2〜3日間くらいは掛かった。
それと物売り。
扇子を持って、日本語で「ネーッ買ってーッ」と言ってはズーーッと後を着いて来る「お願〜い、ネーッ買ってー」と、
かなりヒツコイ!
「おねだりオネーチャン」の登場である
やっとの思いで振り切ると、今度は変わってハンモック売り、こちらもかなりヒツコイ!
肩に色とりどりのハンモックを引っ掛けて人の後を着け廻し、イキナリ大声で後ろから「ハンモック!」
ビックリして振り返ると、作り笑顔で「シェン円!」と大声。
100m位ズーッと着いてくる。
当時これを「ハンモック!シェン円親父」と呼ぶことにした。
ハンモックなど要らない。
ベトナムは日中は暑いので道路脇の木陰でハンモックを吊ってお昼寝をする。
日本人が屋外でハンモックを使うのは夏のキャンプくらいのもんである。
おねだりオネーチャンもハンモック親父も、そんな事はどうでもよくて、とにかく買ってー。
安くても要らない物は要らないのです。
ハノイのYouTube動画を見ると靴磨きが登場、今も当時と変わらず押し売りは健在のようだ。
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